鎌取コミュニティーセンター 心理講座 5回目 開催しました


千葉のいくつかのコミュニティーセンターで2015年~心理講座を開いています。
今回(2018年5月23日)に心理講座「私の気持ち&あなたのこころ」五回目「禁止令とドライバー」を開催しました。
各コミュニティーセンターでは、そこを利用されている方の特色が強く出ます。

鎌取では、昼は明るく楽しみながら、夜の部は情報の吸収のためにと、
学んでいく姿勢が見とれます。    


どちらも、真剣な部分は変わりません。

ここからは、講座の内容を一部紹介です。

~講座内内容の一部を抜粋~

禁止令は1970年代グールディング博士は臨床の現場で、人の悩みに共通点があるのを発見しました。
その共通する悩みをもったクライアントの親の養育スタイルにも、共通点があることを発見したのでした。
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その共通点は「~してはいけない」という行動・考え・気持ちに影響を与えるものでした。
これを自分を制限する思い込みということで【禁止令】と名づけました

~ここまで~

この禁止令といわれるものは、当初12種類あったといわれ、現在は25種類とあるといわれています。
※禁止令決断の種類については、HPを参照してください。

この禁止令だけでは、生きていくのがつらいので、その禁止令の影響を弱めるために
「~している間は、○○でもいい」というドライバー(駆り立てるもの)と呼ばれるものを身につけます。
例えば、「人が喜んでいる間は、人に近づいていい」とか、
「完璧な間は、重要であってもいい」など、社会的に良いとされるものが多いようです。
この5種類のドライバー「喜ばせろ」「完璧であれ」「一生懸命努力しろ」「強くあれ」「急げ」
これは風船のような役割を果たし、人生のバランスを取っていきます。

※このドライバーって文明と接していない未開の部族にも観察されるそうです。

「~してはいけない」という禁止令が重く反応すると、日常がつらく感じたりするようになります。
なので、ドライバーで溺れないようにバランスを取っていきます。

※わかりにくいですが、左の絵の風船が「ドライバー」下の重りが「禁止令」
右の絵がそれから自由になった人の絵です。


講座内では、何故「~してはいけない」という禁止令を受け入れるのか?
どうすれば、その禁止令の影響を軽くできるのか?
というのを、少しの時間を取ってワークをし、質疑応答で終了しました。

多くの人は、「もっともっと」と自分に厳しく攻め立てるように何かに駆り立てますが、
その駆り立てる感覚は、いずれ疲れて失速します。

講座内では、駆り立てなくても自分には価値がある事。
そのままでいい事をワークを通して感じてもらいました。

次回は、6月20日「ファンタジーワーク」です。

この日はストレスを軽減させる日常を生きやすくするワークを沢山実践してもらう予定です。
興味のある方で千葉にお住まいの方は、鎌取コミュニティーセンターにお問い合わせくださいね。