こころのケア講座 相手に関心を持つ


ある本で人間関係を良好に保つ秘訣は何ですか?という問いに対して
「相手に関心を持つことです」と答えていると記事を思い出しました。
デール・カーネーギーの「人を動かす」の中の一文です。
相手に関心を持つということは人間関係を良好に保つ秘訣の大きなものの一つなのでしょうね。うまくできていると思われる人の周りには、いつも多くの人が集まっているように見えます。

では、私はどうか?と問われると出来ていないときと出来ているときがあります。と正直に答えるしかありません。
相手に関心をもって接しているつもりでも、その人の関心のポイントからズレていて、
「なんで?」「喜んでくれると思ったのに。。」と思ったり、「あなたのことを考えてなのに。」と押し付けたくなったり。
相手が関心を持って接してくれているのに、その関心を恥ずかしいと思ったり「そこじゃないんだよね」とズレを感じたりと、違和感を感じても「好きな人だから受け取らないと。。」と顔は笑って受け取ったりと、毎日試行錯誤しています。また、時々うまくいって喜んでくれたり、うれしかったりするからやめられないんですよね。

多くの人が人間関係に興味を持っているんでしょう。
本屋さんやネットには関連する情報が山のようにあります。
友達、恋人、夫婦、親子、ママ友、会社の同僚とどう付き合うかとか。
一番身近な自分自身とも上手に関係を気づく方法とか。
ほかにも関心を持ってもらうために魅力的にふるまう方法なんかも本当にたくさん出てきます。
相手に関心を持つ、また持ってもらうというのは、それくらい昔から重要視されていたんでしょう。

唐突ですが、心理学の用語に「ストローク」という言葉があります。
簡単に説明すると「相手がそこにいると認める行為のすべて」のことを言っています。
これは、言葉にできるものもあれば、言葉はできない態度も含まれています。
関心を持つもしくは持たれるということは、ある意味「あなたの存在を認めますよ。」「私の存在を認めてほしい」という
心の深いところから現れる渇望の一つですからね。興味、関心があるのは当たり前のことかもしれません。
相手に関心を持ってもらっている。また自分が注目されていると感じる重要なポイントは「状況対応コミュニケーション講座」に任せるとして、

今回の
こころのケア講座では、もっと簡単で日常的に使っていることに改めて注目していきます。
あまり難しい理論は重要視していません。
それよりも日常で持って帰り、活用できることを重要視してますからね。
人間関係が良好になるために当たり前のようしている
「そこにいるんですね」「私はここにいますよ」というメッセージの出し方。受け取り方
心を満たしていく方法。心を満たす方法を実践を交えながら進めていきます。
興味のある方は、穴川コミュニティーセンターまで連絡をお願いいたします。
またお友達で関心のありそうな人がいたら教えてあげてくださいね。


日時:12月12日 13:15~14:45
場所:穴川コミュニティーセンター
金額:1000円

こころのケア講座