ストレスに気づく


10都道府県で緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。
「こうしたことに慣れたし、もう粛々と続けるしかないよ。」と考えられる人もいらっしゃると思いますが、
なんとなく気分がイライラしたり、モヤモヤを感じる方もいらっしゃると思います。

こうしたメンタル面でのストレスは普段から気づきやすい方ならば、気づいてケアをしたりすることができます。
例えば、通話で話をしたり、本を読んだり、運動をしたり、食べたり。
気づくとこうして自分なりの方法で対応し、ストレスケアは可能になります。

しかし、自分がストレス状態だと気づかないと、ケアもできません。
例えば、
いつもは楽しめていたことが楽しめなくなったり、
本を読めなくなったり、映画がつまらなくなったり、
食べることが億劫になったり、掃除ができなくなったり、ゴミ出しがめんどくさくなったり、
寝すぎたり、寝れなかったり、お風呂が億劫になったり
メールの返信が苦痛になったり。
色々な形でシグナルが現れますが、それをストレス反応だと認識しないと対応は難しくなります。

※タンポポ

私の事例ですが、
緊急事態宣言の延長が決まってからも、今までの生活と変わらないなと思っていましたが、
ふとした時に冷蔵庫の中の物が少しずつ増えていきました。

いつもは、がらがらなのに少しずつ野菜が増えていきます。
「早く食べないと」と思っても、お昼には忘れて外に出て買い物をして、
冷蔵庫を少しずつ圧迫します。
買占めをするわけでもなく、少しずつ冷蔵庫を圧迫していきます。

これ、去年の最初の緊急事態宣言の時もそうでした。
政府は「外出禁止」を言っているわけではありませんが、
不要不急の外出を避け、散歩も最小限にしたり、生真面目にルールを
守っているといつの間にか、ストレスが貯まっていたのでしょう。
それが、買い物に出たのだと思います。

真面目かどうか?外部からの評価は横に置き、
この環境でストレスを感じており、その対応を諦めるのではなく
状態を認識するだけでも、日常の生き方は少し変化します。

ちょっと、伸びをしたり、
ふとした機会に会話を交わしたり、携帯で写真を撮ってみたり、
手洗いうがいをして、密を避けながらも対応できることはあります。
真面目な人ほど、我慢強い人ほどご注意を。
自分に優しくする時間を作ってください。