相手は変わらない


昔のことですが、自分が素直に話たらきっとわかってくれる。(気持ちに応えてくれる)と思い込んでいたことがありました。

上手くいかない事や嫌な感覚を味わう原因は
こちらが素直でないからであり、
素直に話をすれば分かるはず。
きっと分かり合えるはず。
そう信じていた時期がありました。
そしていい人であろうと頑張った記憶があります。

そう頑張っている間は、
上手くいかないのですが
時々「通じたんじゃないか」と思うような出来事が起きるので、その成功体験にすがって
いい人であろうと更に頑張りました。

全体の印象としては、なんとなく上手くいかないけど、いい人を止めることも嫌な感じです。

交流分析では
「他人と過去は変えられない」と言われています。

自分がいい人でいることで、
周りの良い反応を期待していたら、
それは周りや他人を変えようとしている行為になります。

他人の反応を変えるために、こちらの行動を変えていると相手の反応に振り回されて結果疲れます。

もちろん良い人でいたいというのは悪くなく、
生き方としてとても大切なものです。
人間関係を良くするためにいい人でいることはとても重要な生きる術です。

ただ相手の方の反応は思い通りには出来ません。

11月に開催するセミナーでは、
良い人で生きていきたい時もそれを止めようとしても、
それを押し留めようとする考えや気持ちに触れて、生きやすさの手助けができるセミナーを考えています。