私の父親は、チェーンスモーカー(常にタバコを吸っている)人で、
一緒にいる限り、その煙を浴びていました。
「喉が痛いな」「目がシパシパするな〜」ぐらいでした。
それ以外の環境を知る機会もありませんでした。
「タバコをやめて」と素直に言えなかったし、
また言っても聞く耳は無かった考えて、
言葉にもしませんでした。
父親のことは好きでしたので、口調や考え方をを真似したりしていました。
そうすることで環境に適応しようとしてきたと思います。
その後、大きくなり、環境を変え、選ぶ相手を選択できるようになっても、
なんとなくですが、不快を感じる環境や、自分の気持ちを素直に話せない人を選んでいたと思います。
幼い頃の環境や感じた事は、さまざまな面で影響を与えます。
その影響は良い面も悪い面もあります。
例えば私の場合
「(その環境が)嫌だと感じないようにする」
「(嫌われないように)言葉を選ぶ」
これはデメリットのようで、社会を生きていく上で自分を守る良い手段になりました。
本当ならば自分を守る手段は他にもあり、
考えをうまく表現するモデルも他にいたと思います。
しかし、その方法はなかなか実行できませんでした。
例え今までよりも良い手段だったとしても、
新しい反応をすることは怖さや不安を感じます。
新しい環境に行くことや、周りの人に気持ちを話すことは、
危険な事だと思い込んでいるからこそ、不安や怖さ、批判や排除などのシグナルで自分を守ります。
それは大切なシグナルで、自分を守るためのとてもいい手です。
その立ち位置からあたらしい立ち位置へ移動するには、とても勇気がいります。
人の助けも必要になると思うし、新しい立ち位置の情報もあった方がいいと思います。
どんな人生の立ち位置を目指すかは人それぞれ個性があり、同じものはないと思います。
11月に開くセミナーは、その第一歩である。
「感情」について体験を通し学んでいくものになります。
11月5日(土)13:30から開催予定ですので、興味関心のある方は一報いただければと思います。