失っても大丈夫! それ本当?


以前から、眼鏡を時々かけるようになりました。
遠くは見えますが、近くが見えないです。

「老眼」嫌な言葉が頭に浮かびます。
僕は時間と共に若さを失っていく悲しさや怖さを感じました。

この目の変化を受け入れるまで、
結構な年月がかかり、その間「本が嫌いなんだ」
「面白い本がない」「勉強嫌い」
と事実を受けれず、
抵抗していました。

受け入れると、世界には沢山の本があり
人生の彩りを感じています。

何か失うと言う事は、
人生上避けられないものです。

例えば会社員ならばキャリア
失敗すると自信や自尊心、
信頼も失うかもしれません。

日常生活ならば友達や家族友人。
思い出のカップを割ることだって悲しいことかもしれません。
また僕のように若さを失うことや、
結婚やお別れで自分自身のライフプランを失うことも、避けられないことかもしれません。

そうした喪失に対して、
様々な本で感じないような方法が書かれています。
例えば「失ったことによって得られるものがあるから大丈夫なんだよ」とか、ある本にはその辛さを感じないように依存先をたくさん見つけなさいと書かれたものもありました。

これらの方法はとても大切なもので自分自身の心を守るとても良い手段です。
また、知識は事実を受け入れる手助けになります。

現実社会を生きていく上で、感情を感じにくくすると言う事はとても大切なことです。
失ったものを振り返り悲しんでる暇などありません。
世の中には刺激がいっぱいです。
1つぐらい失っても他のもので補うことができます。

でも本当にそれで大丈夫ですか?

失ったものを感じないようにすると、
その失った穴を何か他のもので埋めようとします。
例えばわかりやすいのは、
SNSや酒やタバコ。仕事に没頭したり。
食べること、趣味に没頭したりとか。
拒絶して、無かったことにしたり。
自分の正しさを証明しようとしたり。
他にも感じないようにする手段はたくさんあります。

誰も心が痛いような思いはしたくないです。
大切だからこそ、それまでの関係性を覚えているからこそとても心は反応します。

社会的に書かれている方法はとても良い手段ですそれは自分を守りますし、知識は現実を受け入れる優しさにつながっていきます。
悲しむ時喪失した時がっかりした時、
それを人に話すことによって新しい関係性が生まれたり、過去から脱却していく気持ちが湧いてきます。

またその失ったものが戻ってくる時に受け入れられるだけの余裕が出てきます。
感情は自転車のように、一度乗る事を覚えると結構忘れません。
でも乗るためには、練習したり、補助が必要だったり、モデルが必要になります。
コツを掴むには少し練習が必要かもしれません。

11月5日に開く感情のセミナーでは、練習をしてみたり。
感情の意味について話し合ってみたりとか感じる練習をしてみたり。
人生をよりよく生きるために必要な第一歩である感情についてお話ししていければと思います。
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