お話を聞いてもらう


お話を聞いてもらうというと、当たり前のように聞こえますが、
受容と共感でお話を聴いてもらうとなると、なかなか体験ができません。

たとえば、Aを買おうか。Bを買おうか?
悩んでいるときに友達に相談したばあい。「Bがいいに決まっているよ」「もっと安いのがあるんじゃない?」とか、「そもそもそれは必要なの?」とか
「買えない人が沢山いるときに、のんきだね」
という意見なのか?批判なのか?
沢山の反応が返ってきます。



今日はトレーニングで受容と共感で話を聞いてもらうということをしました。
オンラインカウンセリングでも、とても大切な部分です。
受容と共感を簡単に話をすると5つのポイントがあります。


【受容】
うなづいて、相槌をうつ。
【くり返し】
相手の言っていることを繰り返す。
【明確化】
相手の言っている事のポイントを明確化する。例)つまり、こういう事ですか?
【質問】
5W1Hで聞く。質問することで心が整理させる。相手に関心があるシグナルになる。
【感情への寄り添い】
気持ちや感情への寄り添い


の5つが出来ていると聞いてもらっている人は受容と共感してもらっていると感じやすくなりますが、これを実行するにはトレーニングを繰り返さないとこれは難しいものです。
ついつい意見を言いたくなったり、もっといいと思う方法をアドバイスしたくなったり、自分の興味あることに話題を変えたくなったり。
聴くことというのは、なかなかに難しいものです。

それだけに話を受容と共感して聴いてもらうって心にとって効果的な物です。
体験したときには、何かスッキリしたり。元気になったり。大切なものに気づいたりします。

私の場合、カメラのレンズを買うかどうかについて話を聞いてもらいました。
相手の方は、ただ共感しながら聞いてくれていました。
受け入れてくれている感覚と共感してくれている感覚が深くなってくると、
一つのことに気づきました。

本当は「カメラのレンズが欲しい」のではなく「家族や大切な人日常の記録を残したい」という想いがある事です。
家族の日常の記録を残していきたいんだということに気づいた時、レンズを購入するよりも何を大事にしたいのか?腑に落ちて納得できました。

感情と共に価値観が変わった瞬間でした。

綺麗なものを取りたいわけではなく、日常を記録に残していきたい。
あんまりレンズ関係なかったし、機会を逃したくなかったら買えばいい。
そういった気持ちになりました。

オンラインのカウンセリングには、こういった受容と共感がある事で自分のココロに向き合う瞬間を体験できるようにサポートしています。