自分に優しくなる


一生懸命頑張っていても、

努力しても、報われないときがあります。

大きなものは、会社のプロジェクトや、資格をとること

身近なことでは、子どものしつけや部屋の片づけ

などもあるかもしれません。

 

 

上手くできないと「自分はなんてダメなんだ」とか「どうして、できないんだろう」と

自分を責めたり、関係している人を責めてみたり、心では様々な反応が起きます。

もしかしたら、貴方の心の中では「理想の自分」の姿があって、そのギャップで

苦しんでいるのかもしれません。

もし、そうだとしたら苦しいですよね。

 

 

この理想の自分って、とっても【曖昧な存在】なんです。

とても達成できないほどの高い完成度を求めたり、ありもしない理想論を掲げていたり

周りの期待に応えることを強要していたり、現実的ではありません。

 

そういった部分が、普段意識できていない部分に存在して、

貴方を駆り立てます。

 

 

もしかしたら、その駆り立てる感覚に声が、あるとしたら

どんな声なんでしょう?

もしかしたら、幼いころの両親の声かもしれません。

社会的に尊敬できる人の言葉かもしれません。

 

 

少し考えてみてください。

貴方が、生まれたばかりのころは、

歩くだけでも、周りは大騒ぎ

喜びの声を上げていたと思います。

しかし、いつの間にか、あれができないとダメとか、

これができないとダメとか。。様々な条件を付けられました。

もしかしたら、愛されるために、自分で身につけたのかもしれませんけどね。

 

 

その声に従っていたら、周りは喜んでくれていたのですから、いきなり手放すのは難しいかもしれません。

でも、もし、過度に落ち込む感覚が強い時は、少し自分のために時間を取ってください。

 

 

そして、その声を取り込んだと思われる年代の幼い自分をイメージして、優しく声を掛けてあげてください。

「そのままでいいよ。」「あなたは大切な存在」「あなたを愛しているよ」

そして、ゆっくりとハグするイメージで自分の中に取り込んでみてくださいね。

 

一回一回は些細なものかもしれませんが、やがて自分が生きやすくなっているのに

気づけると思います。


難しいと感じるときには、プロの手を借りるのも手段の一つです。