噛みしめが心理的なものからきている場合幾つかの原因が考えられます。
※もちろん、これだ!と決めつけるものではありません。
また、カウンセリングは医療行為ではありませんので、
効果を保証するものでもありません。
その一つに、幼少期から子どもらしく扱われるのではなく、
兄弟の中でも「お兄ちゃんだから」とか「お姉ちゃんだから」とか、
両親に子どもらしく振舞うことよりも兄弟のお世話をしたりすることが多く
甘えられる環境でなかったり
心理的に大人と同じように扱われ
「気持ち」や「感情」を大切にされなかったり、
周りの大人や環境に自分を合わせる事をしていたりしていた方は、
幼いころから甘えたい気持ちを抑え、気持ちや欲求の我慢をし易い傾向があります。
その無意識の我慢が噛みしめとして現れている場合
カウンセリングで今まで我慢してきた気持ちや
感情消化していくことになります。
そうすると、自然と気持ちが楽になり、無意識の噛みしめが
解消されていることがあります。
もう一つ
同じように我慢している理由が同じように大人に合わせるためですが、
内面が未成熟で周りのサポートを受け入れることに抵抗がある方がいらっしゃいます。
子どもは生物的にも心理的にも未成熟で経験も不足しています。
そのため成長するために様々なサポートが必要です。
しかし、周りの大人、主に両親から大人のように振舞うことを要求され
環境的な要因も加わり、成長するサポートを十分に受けることが出来ず、
大人になった場合
内面の成長するサポートを十分に受けていないため、
心理的に揺れやすく、
それを隠すためにグッと我慢をしていることが習慣になっている方がいらっしゃいます。
幼いころ、周りの大人や両親の期待に応えるために
本当にしたいことや、気持ちを我慢したことは、その時はとても正しい決断だったと思います。
しかし、それを状況が変わった大人になってもしていることが問題を造り出しています。
そういった方には、心理的に大人になっていくことを受け入れていくことをお勧めしています。