すなおは難しい


ちょっとした何かをする時、理由をつけたり
言い訳をすることがあります。

例えば、甘いものを食べるときに
「脳には糖分が必要だから」
「仕事のご褒美だから」
とか、
肉を食べるときに
「体に必要だから」
サラダを食べるときに、
「ダイエットのために」とか
「体のため」にとか。

ただおいしいから、好きだからとか
食べたいじゃダメなんです。

様々な理由をつけて、
自分に許可を出します。

こうした本能的なものや欲求を
なんとなく良くないものとして抑えることがあります。。

欲求や本能は自分の内側から湧き上がる自然なものです。
それをそのまま表現しようとしたときに、
周りの人や社会に受け入れられないことがあるので、
幼い頃から本能や欲求を抑える訓練を受けます。
そして社会と自分の欲求や気持ちに折り合いをつけて行きます。

感情も同じ傾向があります。
何かを感じたときまず理由を考え、
自分を納得させる。
そして感情と距離を取ることをします。

感情と距離を取ると、感じる事は難しくなります。
こうして感じないようにした感情は、無くなる事はなく
だんだん溜まっていきます。
やがて感じられず溜まっていった感情が溢れてしまいます。

感情をコントロールしようとしたり、
理由を探して納得しようとする方法は
社会を生きていく上でとても大切な方法です。

また気持ちや感情を表現する方法を考える事は
人間関係を円滑にします。

ただその本能や思いをコントロールしようとすればするほど
その思いや感情に振り回されることもあります。

ストレスケアのセミナーでは、感情を感じる時間を作ります。
嫌とか、悲しいとか、怖いとか、むかつくなど
他にも、嬉しかったなとか、いとおしい気持ちがあるとか、
不快も快も感じる機会をつくります。

こうした練習を繰り返すことで、日常でのストレスを減らし、
生きやすくしていく事は目的としています。

日時:12月17日
時間:13:30〜15:30
場所:中野駅周辺
※参加者には個別に連絡させてもらいます。
金額:3000円
興味のある方はMessengerもしくはコメント欄にて問い合わせお願いいたします。