「可愛い」という言葉



かなりの偏見が入る話ですが、
昔は「可愛い」というのは女性が使う言葉と思い込んで、自分の中から排除していました。

可愛いという言葉は、未熟さや幼さを表現する言葉の様に感じていたので、女性に対して「可愛い」という言葉は失礼だとも思っていました。
また、辞書で調べると「愛おしい」とも出てきます。
それもちょっとちがう感じです。

そうした違和感から、日常で使うことを避けていました。
自分の中でその言葉を排除すると、日常で感じる事は難しくなります。
感じる事が難しいと、目にも入らなくなるし、
その言葉を使っている人に対して批判をしたくなる部分も出ます。

「何言ってるんだろう」
「その言葉は失礼ではないか」
「可愛いというほどのものか?」などなど。

ある人を撮影させてもらっている時に、
なんとも言えない「暖かさ」を感じた事があります。
撮らせてくれる人との関係性や、
その前後でいい雰囲気の濃度が濃くなったり、薄くなったり。
連続して撮ると、その一瞬一瞬に温かい何かをかんじます。
そうしたえもいえぬ感情を感じたとき、
これが「可愛いか?」
と疑問を持ちました。

暫くして、この温かい感覚が好きなことに気づき、受け入れて行った時に、
「可愛い」という感覚が言葉ではなく実感できました。
そうした感覚に気づくと
日常の中の視点が変わってきます。

感情が動くものが目に入ります。
こころがホッとする瞬間が増えます。
感情に気づいていくのは、こうした効果の面もあります。

その中には心地よいものもあれば、
不快に感じるものもあります。
残念ながら、生きている以上
それは避けられませんが、それ以上に心地よい時間が増えます。
感情は使い方に個人差があり、思考パターンの癖の影響を受けます。

それでも、人間である以上基本的に感じる感情がいくつかあります。
基本的な感情は、気づいて、練習していくと使う事ができるようになります。
使えるようになった分だけ、日常に彩りが出てきます。

11/5のセミナーでは、
ストレスケアから、感情について
学んでいければと思います。

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