優しさを受け入れない



優しい気持ちは自然に湧くものです。
これは男性に多いのかもしれませんが、
自分の中に優しい気持ちが湧く事を受け入れなかったり、
優しい言葉を掛けられたりすると
迷惑を掛けてるとか、見下されたように感じたりとか。
人に言葉をかける時も、仕事のためとか、
関係性を良くするためとか、様々な理由がないと表現できない方もいらっしゃると思います。

自分の中にある気持ちを抑えたり、なかった事にすると
その言葉を掛けられた時、
受け入れることが難しく
否定したり、馬鹿にされてると思ったり、
ひどくなると怒ったりする方もいらっしゃいます。
また優しい気持ちがあったとしても、
それを表現する方法がわからない方もいらっしゃいます。

優しさを表現する方法を学ぶには、
何かしらのモデルが必要になります。

モデルが適切でないと、表現方法がわからず
気を使いすぎたり、遠慮がちに表現しようとしたりとか、
違和感の多い表現になることがあります。
優しさを表現する同性が、身近にいたら
そこから学び方法を身につけるのですが、
そのモデルがいないと、なかなか素直に表現することは難しいです。

例えば、
優しい気持ちを表現すると、相手のためにならない。
とか、自分で考えることが必要だ。
甘やかすことになる。
など、相手を助けることや補助することを、本人の成長を妨げるものとして、現実の状況は別として、嫌う傾向も出てきます。
優しさという気持ちに、反応してしまい。
相手の状況が、よく見えなくなってしまうのです。

優しさ自体は悪いことではありません。
「いい」「悪い」と言うのは外部の評価であり、本人が持っている資質を否定するものではありません。

感情を否定すると、自分自身が思っている以上に
視点が狭くなる時があります。

自分の資質や得意分野、才能に気づく為には、
感情が役立ちます。