ストレスケアは実感しにくい?


多くの方々が、調子が悪い時は、その辛さを実感し改善しようとします。
例えば睡眠不足であれば、睡眠時間を確保しようとしたり、
筋肉痛であれば休もうとします。
病気であれば、病院へ行き、回復までの計画を立て、
怪我であれば布団で休みたいと希望します。

こうした事は状況や環境によって全て叶うわけではありませんが、
不調がある時に回復を務めるのは自然なことだと思います。
そして、体の場合回復していく過程は、実感しやすいかもしれません。

反対に体や心の調子が良い時は、その調子の良さを実感しにくく、
仕事の効率や、人間関係を維持できるので、立ち止まって調子が良いことを
意識したりする事は少ないかもしれません。

ストレスケアは、その調子の良い状態を維持し、継続していく側面があります。
そのため、本人には実感しづらく、周りの人の方が変化を感じやすいかもしれません。
本人が実感するのは、継続をしていくことで、立ち止まった時に効果を実感できたりします。

残念なことに不快な事はわかりやすいですが、
パフォーマンスが高い事は、意識しないと実感しずらいかもしれません。

こうしたことから、ストレスケアは役に立たないと、
感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そうではありません。
ストレスに対する耐性が上がり、
回復する時間も短くなり、
出来事にとらわれにくくなる。
本人の実感できないところで、たくさんの効果を発揮しています。

例えるならば、パソコンで余分なデータを削除して動作環境を良くすることや、
部屋の掃除をして、物を動かす導線を確保することに似ています。

ストレスケア自体はそんなに時間がかかるものではありません。
慣れてくれば毎日少しの時間でも効果が出てきます。

こうした方法を実践を交えながら、学ぶセミナーになります。
中野区のセミナールームで開催しますが、
ご連絡を頂ければWEBでも開催します。

開催は5月27日
午前の部 10:00〜
午後の部 13:30〜
場所は中野駅周辺になります。
※参加される方には個別に連絡させていただきます。
興味のある方は、メッセンジャーもしくはコメントにて連絡をください。
6月以降も開催予定です。
お問い合わせを頂ければ、開催日の調整も可能です。